ブランド立ち上げ前に用意しておきたい3つのこと

ブランド立ち上げ前に用意しておきたい3つのこと

自分で開発・デザインしたものをブランド化するいわゆる「自社ブランド」。ブランドを立ち上げたい場合は、何か特別な許可申請は必要なのでしょうか。また、いざ立ち上げを行う時にするべきことは何でしょうか。

ブランドの立ち上げに許可申請は不要

基本的にブランドの立ち上げは自由です。役所に行って許可を取る必要もなく、大量の書類を書く必要もありません。(※ただし、会社の登記を考えている場合は会社の登記自体に費用や手間がかかります)難しいのは立ち上げたその後。どのようにして販売をしていくか、どのようなブランドイメージを作っていくか、どこから素材を仕入れるか、デザインはどうするか、価格はどうするか…など、実際の立ち上げ後の方が実務は多くなります。そのため、ブランドを立ち上げる前にある程度の事を済ませておくとスムーズです。実際にブランド立ち上げ前に用意しておきたい3つのことをまとめました。

ブランド立ち上げ前に用意しておきたい3つのこと

ブランドを立ち上げる前に用意したいもの

ブランド立ち上げ前に用意しておきたい3つのこと

1,ロゴや名刺、フライヤー、イメージの準備

とくにファッションブランドの場合、ブランドのイメージが重要です。そのイメージを作るのがロゴや名刺、フライヤーといった販促物。そして実際の服のイメージです。イメージと言っても「アマゾンの大陸をイメージした〜」等のコンセプトの他に、実際にそれをデザインに落とし込んだ商品が必要です。最低でも10アイテムはそろえておいたほうがいいでしょう。それにより、デザインイメージの共有ができるはずです。



2,各種素材の仕入れ先

服を作るにしてもバッグを作るにしても材料が必要です。何を作るかを決めたら、いくつもの代理店、問屋を回り、何の材料を仕入れるのかを決めます。素材に対しては妥協することなく、料金に関して妥協してもらえるように誠意を持って交渉を行いましょう。大量発注する前提で料金を安くする方法もあります。

3,ホームページやSNS

最近はインターネットなくしてファッションを語ることはできません。自分たちのブランドに対する思いや実際の商品イメージ、アイテムラインナップ、通販機能がついたホームページを用意する必要があります。もし、資金に余裕がない場合は、当面Facebookや無料ブログ、Twitterなどを活用してみるのもいいかもしれません。

ブランドデザインが決まったら実際の製造工程に入る

ブランドデザインが確定したら実際の商品づくりに入ります。自社で製造するのかそれとも工場に外注するのかで単価や手間もずいぶん異なります。スピード感を重視したい場合や大量発注をする前提の場合は工場発注を、それよりも少ないアイテムをじっくり作り込みたい場合は自社で製作を選択してもいいでしょう。製造をする場合も選ぶ工場や発注する数量で料金が大幅に変わります。もちろん、多く発注すればするほど金額は安くなります。

ブランド立ち上げ前に用意しておきたい3つのこと

実販売と卸販売

アイテムが出来上がったらいよいよ販売です。インターネットだけで通販をするのもいいでしょう。テナントを構えて販売することも可能です。
また、卸販売という形で、セレクトショップなどで代理販売してもらうこともできます。販売価格5,000円のアイテムを3,000円で仕入れてもらい、お互いに利益を出すと言った方式。この場合、自身で販売するより利益率は少なくなりますが、その分コストダウンや宣伝効果も期待できますし、ある程度ベースとなる売上げを作りやすくなります。

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